藤田菜七子さんは、競馬界で長年にわたり活躍してきた女性騎手の一人であり、2023年の年収は推定5000万円とされています。
競馬での騎手としての収入に加え、ホリプロに所属してのCM出演やイベント、副収入も大きな割合を占めています。
しかし、2024年10月にはJRAからの騎乗停止処分と、その後の引退が発表され、彼女のこれまでの活動と年収の内訳に注目が集まっています。
はじめに
藤田菜七子さんは1997年に茨城県で生まれ、2016年にJRA(日本中央競馬会)でデビューしました。
16年ぶりの女性騎手としてデビューし、「アイドルジョッキー」としても注目を集めました。
競馬界では多くのレースに参加し、成績を残してきた彼女は、その明るいキャラクターと実力で、競馬ファンだけでなく一般のメディアからも愛されてきました。
また、ホリプロに所属し、CMやイベントにも出演するなど、多岐にわたる活動を行ってきました。
藤田菜七子の年収はいくら?
藤田菜七子さんの年収は、騎手としての収入と芸能活動を含め、推定5000万円に達しています。
競馬での主な収入源は、レースでの賞金、騎乗手当、奨励手当ですが、それに加えてCM出演やイベント、副収入も年収に大きく貢献しています。
藤田菜七子の年収の内訳は?
年収の内訳①:獲得賞金
藤田菜七子さんの大きな収入源は、競馬での獲得賞金です。賞金の5%が騎手に支払われる仕組みで、2019年には獲得賞金が約6億円に達し、その5%で約3000万円が彼女の収入となりました。
しかし、2023年には出走数が減少し、獲得賞金はこれより少なくなりましたが、それでも賞金からの収入は大きな割合を占めています。
年収の内訳②:騎乗手当
騎乗手当も重要な収入源です。藤田さんは1レースあたり約26,000円の手当を受け取っており、重賞レースでは約80,000円に上昇します。
2019年には703鞍に騎乗し、騎乗手当だけで約1800万円の収入がありました。
年収の内訳③:奨励手当
奨励手当も年収の一部を構成しています。
JRAからの奨励手当は年間で一定額が支給され、藤田さんの場合、2023年には約562万円を得ていました。
これは、騎手の成果や活動に応じて支給されるもので、安定した収入源となっています。
年収の内訳④:CM出演やイベント出演の副収入
藤田菜七子さんはホリプロに所属しており、競馬界以外の活動でも収入を得ています。
彼女は「デサント」とのコラボグッズやカレンダーを販売しており、これらの副収入は500万~1000万円程度と推定されています。
ホリプロ所属でのメディア露出やCM出演があるため、これらの収入は彼女の年収を大幅に押し上げる要因となっています。
藤田菜七子の騎乗停止処分と引退の背景
2024年10月、藤田菜七子さんはJRAから騎乗停止処分を受け、その後、騎手免許の返上を申請して引退しました。
事の発端は、昨年、調整ルーム内でのスマートフォン使用が発覚したことでした。当初は厳重注意で済まされていましたが、調査の結果、厩舎関係者と通信を行っていた事実が明らかになり、JRAは重大な非行と判断。
最終的に騎乗停止処分となり、彼女は騎手免許の取消を申請しました。
この騎乗停止処分と引退は、彼女のキャリアに大きな影響を与えるものの、これまでの実績や知名度から引退後も多くの副業やメディア活動での活躍が予想されます。
藤田菜七子が稼いだ年収の使い道は?
藤田菜七子さんのプライベートに関して、彼女の収入の使い道やライフスタイルについては、かなり堅実で安全を重視していることが特徴です。
まず、藤田さんは愛車としてスウェーデン製の「ボルボ」を選んでいます。
ボルボは安全性で知られており、激しい競技に取り組む彼女がプライベートでも安全を最優先に考えた結果の選択といえます。
価格は約460万円とされていますが、彼女の収入を考えると非常に堅実な選択です。
また、移動には原付バイクも活用しており、美浦トレーニングセンター周辺などでの移動に便利なため、小回りが効く実用的な乗り物も選んでいます。
また、結婚相手との関係や日常の生活においても、健康と安全を意識した生活スタイルを保っているようです。
藤田さんは自然が好きで、夫と一緒に滝を見に行くなど、シンプルで穏やかな生活を楽しんでいるとのことです。
彼女のこうした選択は、プロフェッショナルとしての競技生活だけでなく、日常生活でも安定感を重視した堅実な姿勢を反映しています。
藤田菜七子の年収まとめ
藤田菜七子さんの推定年収は約5000万円です。
競馬での収入に加え、ホリプロでのCM出演やイベント、副収入も含まれており、競馬界だけでなくメディアでも活躍しています。
騎乗停止処分後の引退は衝撃的なニュースですが、これまでに築いた影響力や人気から、今後もさまざまな分野での活動が期待されます。