2024年、フジテレビでは『踊る大捜査線』シリーズが再び注目を集めています。シリーズの新作映画『室井慎次 敗れざる者』と『室井慎次 生き続ける者』の公開が控えていることを記念し、過去の名作が一挙に再放送されているのです。
この再放送は、長年愛され続けるシリーズへのファンの熱い期待に応えるものであり、改めてその魅力が再確認されています。
そんな『踊る大捜査線』には、今や日本のドラマ・映画界で大活躍する小泉孝太郎とムロツヨシも、若い頃に出演していました。
しかし、当時の彼らはまだ俳優として大きく飛躍する前の時期。この再放送を機に、若かりし頃の彼らがどのような役柄を演じていたのか、そして今だからこそ語られる初々しいエピソードについて掘り下げていきます。
小泉孝太郎とムロツヨシが『踊る大捜査線』で演じた役柄
小泉孝太郎の「小池茂」
踊る大捜査線3の小栗旬と小泉孝太郎が容赦なく脳味噌を刺激し、脳内麻薬が出すぎて寝れずに朝。芋っぽいサイコ系男子とスマートクール理系男子なんてたまらなくないですか。国宝じゃないですか。明らかに事件じゃないですか!!!!!青島係長!!!!!!!!!!ねぇ!!!!!!!! pic.twitter.com/hV2bSylM2l
— マドカ・ジャスミン マドジャス (@mdk_jasmine) May 28, 2017
小泉孝太郎は、『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』や『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』で警視庁刑事部交渉課の技術捜査官、小池茂役を演じています。
当時、まだキャリアの初期段階だった小泉孝太郎にとって、こうした大作への出演は俳優としての成長に大きく寄与しました。
ムロツヨシの「倉橋大助」
CSで録画した映画を視聴。踊る大捜査線のスピンオフ交渉人真下正義に #ムロツヨシ さん発見~😆小泉孝太郎さんとムロさんの仲良し有名だけど、調べたらこれがきっかけだったんですね😉この後ぺテロの葬列で一生さんとお二人共演するけど、一生さんとムロさんが仲良くなるのは直虎かな😃✨💕 #高橋一生 pic.twitter.com/YB8bqPZU2H
— kk.moto(もと)🎇🍀💖 (@kkmoto2) September 25, 2021
一方、ムロツヨシは交渉課の倉橋大助役を演じ、彼の持ち味であるコミカルな演技でドラマの緊迫感に絶妙なバランスを加えました。
ムロツヨシは当時も独特のユーモアを持ちながらも、今ほど多くの人に知られていない存在でしたが、この作品が後のブレイクへの一歩となりました。
若い頃の小泉孝太郎とムロツヨシの初々しい姿
小泉孝太郎の初々しさと俳優としての成長
小泉孝太郎は、当時俳優としてまだ駆け出しの存在でした。
彼自身、俳優業への本格参入は遅く、政治家の父である小泉純一郎元首相の息子としてメディアに注目されていた時期。
しかし『踊る大捜査線』への出演を通じて、彼は俳優としての実力を少しずつ見せ始め、今では幅広いジャンルで活躍しています。
この役に抜擢された際、インタビューでは「大作に出られることがとても光栄だが、まだ自分がこの舞台に立つにはふさわしくないと感じていた」と謙虚に語っています。
それでも、その姿勢が現場での学びにつながり、周囲からの信頼を勝ち取るきっかけとなったといいます。
今振り返ると、あの時期が彼にとって重要な成長の場だったのは間違いありません。
ムロツヨシの自然なコメディセンス
ムロツヨシは、当時からも独特のコメディセンスで注目されていましたが、今ほどの知名度はありませんでした。
特に、『踊る大捜査線』でのムロツヨシは、シリアスなシーンでも観客をほっとさせるユーモアを巧みに挿入し、その存在感を示しました。
ムロツヨシが後にインタビューで明かしたところによると、当時の彼は自分の役割が「どれだけ作品に貢献できているか分からなかった」と言います。
しかしその独自のテンポ感や間の取り方は、現場でも好評だったようで、他のキャストからも高く評価されていました。
今では俳優としての幅が広がった彼ですが、当時の「何をすべきか手探りだった」という経験が、彼のユーモアや演技の基盤となっています。
今だから話せる!『踊る大捜査線』撮影現場のエピソード
小泉孝太郎とムロツヨシの初共演と親交の始まり
興味深いことに、小泉孝太郎とムロツヨシは『踊る大捜査線』の共演をきっかけに親交を深めるようになりました。
バラエティ番組『小泉孝太郎&ムロツヨシ 自由気ままに2人旅』で彼らが明かしたところによると、共演当時はまだお互いについてあまり知識がなく、現場で徐々に打ち解けたそうです。
特に、ムロツヨシのユーモアが場を和ませ、最初の緊張を解いたといいます。
ムロツヨシは後に「当時、小泉孝太郎さんはとても真面目で、すごく礼儀正しい印象だったけど、何か堅いところがあった。
でも、現場で一緒に時間を過ごすうちに、その壁もどんどん崩れていったんだよね」と語っており、この共演が二人の関係をより強固にしたのは間違いありません。
忘れられない現場の一コマ
また、小泉孝太郎は撮影中のエピソードとして、緊迫したシーンの最中にムロツヨシが意図せず笑いを誘う一幕を振り返っています。
「緊張感が漂う現場だったけど、ムロさんの一言で全員が笑いに包まれた瞬間があった。そのおかげで、難しいシーンも乗り越えることができた」と彼は当時を懐かしんでいます。
このように、二人の息の合ったやり取りが現場でも視聴者に伝わり、作品に一層の深みを与えたと言えます。
『踊る大捜査線』小泉孝太郎とムロツヨシ出演のまとめ
『踊る大捜査線』での若い頃の小泉孝太郎とムロツヨシの出演は、彼らのキャリアの初期段階において重要なポイントとなりました。
初々しい演技と、今では語られることの少ない撮影裏話は、ファンにとっても新たな視点を提供するでしょう。
これからも彼らの成長を見守りながら、過去の名作に触れる機会を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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